季節の変わり目になると、よく「ぎっくり腰になった」という話を聞きます。
今回はこの「ぎっくり腰」について解説します。
「ぎっくり腰」には、正式な定義はありません。
一般に、不自然な姿勢や動作(重い物を持ちあげる、腰を捻るなど)をしたときに、仙腸関節が後屈位でロックしたり、腰椎の関節包や靭帯、筋が損傷したり捻挫を起こし、腰痛を発生するものを「ぎっくり腰(魔女のひと突き)」と言います。
なかには、腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が隠れている場合がありますので、医学的には急性腰椎症といいます。
ぎっくり腰になったら、最初の2日から3日はシップなどで安静にして、少し楽になってきたらストレッチを緩めに行い、筋肉の緊張をほぐしていきましょう。
状態によってストレッチの内容も変わってきますので、その時はご相談くださいね。
最終的には、腰痛を起こさないよう筋肉のバランスを整えたり、腹筋・背筋・骨盤周りの筋肉強化が必要です。
ご相談くださいね。